生活

ほどほどの田舎暮らしで。車が無くて不便なところ

前回、地方生活を私が送る上で、車を手放して良かったことをお伝えいたしました。
今回は、その逆。
車を手放して不便だったこと をお伝えいたします。

車がなくなって不便だったこと

1) 行動範囲が限られる

当たり前にして最大の問題点。

「屋根付きエアコン付きで、更に自分が思う時、思うように(道路交通法にのっとった上で)移動できる空間」を失うデメリットは大きいです。

電車バスでは路線のないエリアには行けませんし、
レンタカーやカーシェアリングにしても、ある程度の制約はかかってきますから、
元の生活ほどの自由度は達成できません。
ただ、お金さえ払えばタクシー+電車バスで解決できるところでもあるので、
後は頻度と重要性の問題ですよね。

言うまでもなく、公共交通機関の整っていないエリアであれば致命傷です。
あと、登山や釣りなどエントリー地点や時間帯が独特な趣味にも厳しいところは出てくるかもしれないですね。

2) 運搬能力がおちる

買い物で、ものすごい不便になります。

ですので、検討するにあたり家族人数や居住エリアは大きなポイントになります。
食料品の買い出は日々の事ですから。

少し大きめな家具・家電類であれば逆に
ホームセンターでは軽トラを貸してくれたり、
電気屋さんなら配達してくれたりするので、
楽天やamazonなどとうまく組み合わせれば
何とかなる点はあると思います。

どうしても自分の行動だけで完結できないので
お店で見てすぐ購入するのと比べると、
時間や手間は1クッションかかりますね。

また運搬は、その方の活動内容によって大きく異なるポイントだと思うので
代替可能な運搬方法が得られない場合か、活動その物を変更できない方は厳しいかもしれませんね。

3) 公共交通機関の時間制約を受ける

移動に電車バスを使用するとなると、
時間の制約を受ける訳ですが、地方になる程運行本数が減ってきますよね。
ですので、移動先候補がある程度ある方は、緊急時を含めてシミュレーションを行っておきましょう。

乗り継ぎが増えると、出発・到着時間が結構制限される可能性があります。

特にバスなどは、廃止路線がないか注意してください。

本当に緊急を要する場合は、長距離でもタクシーを使用することを検討しておきましょう。

お金では買い戻せないないモノもありますので。
移動先までいくらかかるか、把握しておくことも重要です。

地方の公共交通機関交通網が今後弱くなっていく可能性に関しては
心配なポイントです。

4) 宅急便の受け取り

日中自宅を空けている方は、当然宅急便や郵便は受け取れませんよね。
ですので、宅配センターに取りに行ったりする方もおられると思います。

もし車なし生活にするのであれば、可能な方は今後はコンビニ受け取りがベターです。

車がなく唯でさえ移動に気をつかうのに、商品の到着時間を気にしないといけないのは
正直しんどいです。自分が好きな時間に行けば届いている。という安心感がいいですね。

5) 安全はお金で買いましょう

これは、車の代替として2輪を使用する方向けです。

自転車もそうですが、原付やバイクは特に自動車のすぐ近くにいますから、
運転に不安がある場合はやめましょう。

車にのっている方ならわかると思いますが、
見た目のボリュームが小さいせいか、存在が軽視されたり見落とされたりしがちです。
右折のために道路の右側によっている時(特に夜・日没時)は本当に注意してください。
私の友人は上記の状況で、後ろから車にはね飛ばされ重傷でした。(今元気です)

あと、雨の日などは2輪はスリップの危険もあり
リスクは車より格段にあがります。

電車バスがある場合は素直にそれらを。
移動頻度が少ない方はタクシー。
距離が短い方は自転車が本当はいいのかもしれませんね。

以上、現在感じている車を手放して不便だったこと5点でした。
メリットよりポイント多いですね。
それだけ失う便益とリスクを感じているという事なのかもしれません。

車なし生活を検討される方は、ご自分の生活環境と照らし合せていただき
入念な準備をしてください。

次回は、車なし生活へ移行するために準備したもの
についてお伝えいたします。

ありがとうございました。

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