フグ目フグ亜目ハコフグ科
彼らは他のフグのように、水を飲んで体をふくらます事はできません。
体は板状鱗というしっかりとした殻のような鱗で覆われ、
また体表面から毒を出すことで身をまもっている他のフグとは大きく異なる戦略をもったグループです。
頑丈な殻が身を守るのに一役買っており
しかし、善かれ悪かれその結果、体が口とヒレの部分しか動きません。
なので、このハコフグは泳ぎが独特になるのですが、
このお姿、とてもかわいいです。
ちょこちょこと鰭をたくさん動かします。
特に子供時期のハコフグは、その姿と所作がマッチしていて
いや、すごいですね。
なんでも小さい時期の生き物はかわいいものですが
魚の中ではトップレベルではないでしょうか。
このハコフグは、群れとしてではなく
個体としてうごく魚なので、反応が面白いですね。
カメラに対しては基本逃げますが、確認のためかこちらを向く様子がかわいいです。
2つは同じ場所での撮影ですが、出てくるハコフグは同じ子です。
撮影をしている数十分の間は、定位置から大きく移動することはありませんでした。
また上記は野生の魚ですが
このハコフグ、アクアリウム水槽で飼育することができます。
特に人気があるのは「ミナミハコフグ」です。
黄色に黒のドットがあるかわいいので、ぜひ調べて見てください。
引用させていただいたこちらの動画は、沖縄で撮られていますが
四国や本州でも見られるようですよ。
私も自然の中で泳ぐところを見てみたいです。