自転車でのトライアル競技というのは敷き居が高く感じます。
オートバイのトライアルも本当すごいと思いますが、すべての人が皆オートバイに乗るわけではないから
ある意味、すごい!だけで済ませてしまう気がします。
しかし自転車は一般的なのりものなので、やってることの卓越さがよくわかるのでしょうか。
何かずっと後輪だけで立ってるし。
自転車の形も、サドルがなかったり突き出たハンドル位置だとか独特な形をして、何だかちがう感がありますね。
私はMTBは経験あるけど、バイクトライアル初心者未満(トライアルとしての活動はしていない)です。
そういった目線しかありませんが、先日購入した自分のトライアルバイクについてご紹介いたします。
ちなみに、MTBでは、バニーホップ等の基礎的な事はできるので、完全初心者ではありませんが
トライアルの動きで出来ることは正直多く無いので自転車に乗ってみての印象がメインです。
私のもっているのは「Gold rush Full Marks - 20in COLOMA」といいます。
初心者向けトライアルのエントリーモデルとして設計されたものとされています。
トライアルの動きをこれから勉強していく初心者向き。とはいってもディスクブレーキもついていて頑丈。しっかりと制御できます。
まず、はじめに書いておくと、買って良かったです。
MTBよりも、トライアルの基礎的な動きがイメージに近いかたちで行いやすいと感じています。
また、MTBとは全然違う世界でおもしろいです。
1 ポジションが独特だが、慣れるとスタンディング維持しやすい
トライアルバイクは、ステムが長く前に突き出ていて、ハンドル位置が高いです。
初めて乗った時は、ポジションのあまりの違いに安定しませんでした。
でも乗り慣れてくるとバランスをとりやすく感じます。特に前後の荷重移動しやすいのでシーソーで補正しやすいです。
2 移動は厳しい
頑張れば1〜3キロ位の移動はしたりしますが、長距離の移動が考慮された乗り物ではないので、
あまり離れた所まで自走してから練習とはいきにくいかもしれません。こいでも殆ど前に進まみません。根性次第ですがお勧めはしにくいです。
そこまで離れなくても練習場所はつくれると思うことと、疲れたあとに帰るのがきつい。
3 バニーホップは少ししにくい
できなくはないですが、ちょっとしにくいです。ステムが前に突き出ているので違和感があります。
でもまあ、なれたらいけるんでないかと思います。
4 BMXみたいな動きはしにくい
トライアルバイクはタイヤ径が20インチ〜26インチまで各種ありますが、私のは最も小さい20インチです。
大ざっぱにいうとBMXに似ていないくも無いですが、
BMXみたいな走行しながら回転するような動きはしにくそうです。
ステムが長いからか、全く別物です。
とまった状態やゆっくりから。たとえばジャックナイフターンからピボットターンみたいな動きを練習してみるには、なんだか良さそうです。
5 後輪で立ちやすい
後輪で立った時の安定する位置がMTBよりすごく判りやすいと思いました。
初めての感じをつかむにはすごく良かったです。ダニエルへの憧れがあるので、これだけで買って良かったと思っています。
6 サスがないので、シーソーしやすい
シーソースタンディングはMTBではしたこと無かったので、結構難しかったのですがようやく慣れてきました。
ハンドルが前に突き出ているポジションもこの動きのしやすさに関わってそうですね。
MTBだとサスに動きがくわれるので、うまくできませんでした。
あと、横に動くカニ歩きとかMTBでは全然できないししようとも思いませんでしたが、この自転車であれば楽しくチャレンジできますね。
7 サドルが一応あることが自信がない初心者にやさしい
乗り方的に、サドルには座る必要性がないため、ついていたとしてもおまけみたいなもの。というのは判るのですが、
そもそも足をまげてもお尻がサドルにつかないです。
本当何のためについているのでしょう。と言いたくなります。
ということで、機能性重視、大会用の純トライアルバイクの場合は、サドルがもちろん無く、とても特殊な見た目で、いかにもって感じです。
初心者であるほど、普通に街並みに溶け込みたい気持ちもあるでしょう。力量がないのであれば、あまりに気合いの入ったバイクでは気後れするかもしれません。私はします。
フリでもサドルが一応ついているのは、やはり初心者に優しいですね。
という事で、サドルは見た目の問題だけなので、本人のお好みでよいと思います。ストリートトライアルバイクには、サドルがなくても街中で全然違和感ないものもあります。
他にも色々できるようになると、もっと書けるのだと思いますが、
現状ではこんな所が精一杯でした。